迷い猫かしら

迷い猫かしら

つぶらな瞳の子猫が、家の玄関にいました。買い物から帰って郵便受けを確認していると、足元をふわっと通り抜ける影が。夢かと思う瞬間でしたが、そこには、かわいい小さな猫が一匹。まだ、両手ですくえるほどの大きさ。つぶらな瞳で、こちらを見上げ、隣の家とのすきまに入っていこうとするので、どこかの飼い猫かなと思いその時は、そのままにして家に入りました。でも、なぜか気になり、もう一度玄関をあけると、なんとまた、玄関前でこちらを見ています。思わず声をかけると、こちらに人なつこく近寄ってきます。両手をひざにかけ、ニャンと小さく鳴いて、とてもかわいい。しぐさが、ぬいぐるみを見ているようで、きれいな子猫です。近所の人が通りかかって、「ご縁だから飼ってあげて!」といいますが、飼える状況ではないのですが、迷いに迷いました。頭がちょっと汚れていたので、迷い猫ではないかもしれません。これだけ人なつこいので、最近まで人に飼われていたのでしょう。近所のペットショップに連絡して、もらい手を見つけてもらうことにしました。張り紙もしよう思います。飼い主が見つかるまで、家で預かろうと思います。でも、すでに情が涌いてしまいました。この表情としぐさには、癒やされます。動物はいいものだなぁとしみじみしています。